助け出された密航者の少女と一見親切な船長。乗組員の中に隠された敵の欺瞞により、承太郎はサメの群がる海へと引きずり込まれる。助けの届かない海中で、フジツボに覆われたスタンドが彼を溺死させようとする中、承太郎は戦局の逆転を狙う。
ジョースター邸では、スピードワゴン財団の医師たちが最先端の設備を用いても、ホリィの悪化する症状を和らげることができずにいた。香港からシンガポールへと向かって航行する中、一行は貨物室で若い密航者が発見されたことを知る。怯えた子供は身をかわし、サメの生息する海へと飛び込んでしまう。サメが接近すると、「スタープラチナ」がそれを打ちのめし、承太郎が引き揚げて子供が少女であることを突き止める。直後、ジョセフは姿の見えない水生生物がサメを真二つに切断するのを目撃し、花京院は「ハイエロファントグリーン」を使って承太郎と少女を遠くから安全な場所へと引き上げる。
スタンドの存在を疑う一行は、少女が意図的に承太郎を危険に誘い込んだのではないかと案じるが、すぐにDIOとの関わりを否定する。テニール船長は彼女を拘禁する準備を進めるが、その前に承太郎のタバコを自分のポケットに仕舞い込む。その些細な行動が承太郎に違和感を抱かせる。承太郎は船長が偽者であると告発し、相手を誘い込んでスタンド使いであることを自白させ、事後に確証のないハッタリだったと明かす。偽者は変装を解いて「ダークブルームーン」を解き放ち、少女を人質にとるが、承太郎は「スタープラチナ」の圧倒的なスピードで形勢を逆転させ、少女を解放する。
スタンドの腕がフジツボで覆われて引き揚げることができないため、承太郎は少女を「ハイエロファントグリーン」に託し、自らは海へと落下する。偽者は「ダークブルームーン」の仕掛けを説明し、鋭利な鱗を交えた渦潮を作り出して、全身をフジツボに覆われ重くなった承太郎を切り刻もうとする。死んだふりをした承太郎は「スタープラチナ」の指に力を集中させて海中で伸ばし、敵スタンドの頭部を切り裂いて偽者を打ち破る。ジョセフが救命いかだを投げようとした瞬間、船内に仕掛けられた爆弾が爆発して全員が救命ボートへの避難を余儀なくされ、漂流する中で少女は前方に巨大な貨物船を発見するのだった。
『スターダストクルセイダース』の第6話であり、原作漫画の第127話後半から第130話の一部までをアニメ化している。アニメ版ではスピードワゴン財団の医師たちがホリィを見守る短いシーンが追加されており、DIOとエンヤ婆の初期の会話が次のエピソードへと移されている。原作者の荒木飛呂彦は密航者の少女に自ら「アン」と命名した。北米ライセンス版では、偽船長の名前が「キャプテン・ドラゴン」に変更されており、これは音楽デュオ「キャプテン&テニール」のダリル・ドラゴンへのオマージュである。また、作中で退治されたサメはアオザメと同定されている。
ダークブルームーンのスタンド使いは、ジョースター一行が乗る船でテニール船長に成りすましていた偽者である。空条承太郎に正体を見破られた後、スタンドを解き放つ刺客である。
「暗青の月(ダークブルームーン)」は『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』の第6話(通算第32話)であり、原作漫画の第127話後半から第130話の一部までをアニメ化しています。
ダーク・ブルー・ムーンは水中戦を得意とするスタンドで、相手のスタンドにフジツボを付着させて動きを鈍らせるほか、剃刀のように鋭い鱗を交えた渦潮を発生させて捕らえた標的を切り刻む。
救助された密航者は、後にアンと名付けられる家出少女である。彼女はサメのいる海へと飛び込んだが、空条承太郎とスタープラチナによって救い出された。
水中に閉じ込められ『スタープラチナ』の腕をフジツボで覆われた承太郎は、弱ったふりをしてからスタンドの指に力を集中させ、水中を伸ばした指で『ダークブルームーン』の頭部を切り裂いて倒す。
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