『黄金の風』の第9話(通算第122話)では、ブチャラティが昇進を果たすとともに危険な任務が与えられる。ボスの娘トリッシュの護衛を命じられたチームは反乱分子の刺客に命を狙われ、ナランチャが最初の標的となる。
ミスタがサーレに勝利した後、ブチャラティチームはカプリ島の洗面所に再集結し、ナランチャの面白がりの中でフーゴがミスタの傷口をホッチキスで留める。ブチャラティがポルポの隠し財産のありかを明かそうとした矢先、二人の清掃員が割り込み揉み合いとなるが、年配の男が尊敬される幹部ペリコロであることが判明する。ブチャラティはジッパーを使って壁の中に財宝を隠しており、その価値が数十億リラに達すると評価したペリコロは、彼をその場で幹部へと昇進させる。
続いてペリコロはボスからの緊急指令を伝える。ブチャラティは、若い清掃員になりすましていたボスの娘を守らなければならない。彼女の名はトリッシュ・ウナ。母親のドナテラはかつてソリド・ナーゾと名乗っていた頃のボスの恋人であった。病に倒れたドナテラがその偽名を調べ始めたことでパッショーネの察知を招き、さらに悪いことに、ボスを打倒しようと企む反乱分子のチームからも目を付けられてしまった。この任務が本来は故ポルポのものであったことから、ジョルノは裏切り者たちがスタンド使いであると推測する。
着替えを済ませたトリッシュが再登場し、フーゴのジャケットで手を拭くなど我が儘な令嬢のように要求を並べる。一行が出発する中、ジョルノは彼女の護衛こそがボスに近づく最も確実な道であり、失敗は死を意味することを理解する。別の場所では、反乱分子のフォルマジョがチャット上で、ポルポの死によって少女の監視役が別の幹部に移ったことについて会話を交わしていた。
郊外のアジトへと移動したチームは、スタンドで追跡者を察知できると信頼し、ナランチャを単身街へ買い出しに送り出す。車に戻るとフォルマジョが待ち構えており、ナランチャは刺客が「リトル・フィート」を召喚して顔を切り裂くまで知らぬ半兵衛を決め込む。激怒したナランチャは小型戦闘機「エアロスミス」を呼び出し、狭い車内に掃射を浴びせる。追い詰められたフォルマジョは、エアロスミスの爆撃に乗じて能力を発揮し姿を消す。ナランチャの靴が脱ぎ捨てられた際、小さくなったフォルマジョは彼のポケットへと忍び込み、買い出し品の中から女性用品を発見して、トリッシュがブチャラティの保護下にあることを確信する。
アニメ版では反乱分子チームのオンラインチャットのやり取りが拡張され、メンバーが本名をハンドルネームとして使用しイタリア語でメッセージを打ち込む様子や、プロシュート、ペッシ、イルーゾォ、ギアッチョ、メローネ、リゾット・ネエロの姿がわずかに描かれた。またトリッシュの最初の衣装はスキップされ、後のデザインと緑色の瞳に変更されている。
いくつかの場面は順序が入れ替えられたりマイルドに修正されており、トリッシュの要求でフーゴが自らシャツを脱ぐ場面や、フォルマジョがナランチャとの会話の中でよりコミカルに描かれている点が挙げられる。木村泰大共同ディレクターによると、チームがペリコロと合流する広場はカプリ島のウンベルト1世広場をモデルにしているという。
ブローノ・ブチャラティは、ジッパーを使ってトイレの壁に隠していた財産を老人ペリコロが発見したことで、その場で幹部に昇進する。
トリッシュ・ウナは清掃員に変装していたボスの娘であり、彼女の母親ドナテラがかつてボスの愛人であり、ボスの過去の偽名を調べて危険な注目の的となったため、ブチャラティチームは彼女を護衛するよう命令を受ける。
ナランチャ・ギルガは車内で暗殺者フォルマッジョとそのスタンド「リトル・フィート」の奇襲を受け、自身のスタンド「エアロスミス」で反撃します。しかし、小さくなったフォルマッジョが知らぬ間にポケットへ潜り込むことを許してしまい、結果としてトリッシュ・ウナの居場所を特定されることになります。
ナランチャ・ギルガは小型の戦闘機型スタンド「エアロスミス」を使用する。このスタンドは銃撃を撒き散らし、至近距離で爆弾を爆破させることができる。
『ボスからの第一指令』は、『黄金の風』編の第9話として、原作漫画の第468話から第471話までを映像化しています。
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