個人的な決闘として始まったものは今や渋谷の広範囲を飲み込み、日下部のグループや呪詛師たちを危険に陥れる。漏瑚は自身の最大の攻撃に打って出るが、呪いの王は彼らの誰も予想しなかったものを披露する。
漏瑚を空高く弾き飛ばしながら、宿儺はまだ出せるものがあるかと挑発し、呪霊はそうだと主張する。漏瑚が両手の間に炎を形作った瞬間、彼の両腕は宿儺の生得の斬撃によって切り落とされ、続いて残酷な拳によって頭蓋骨が陥没する。急降下により漏瑚の顔が塔の頂上に叩きつけられ、二人は何層もの床を突き破って落下していく。壊れた天井から降り注ぐ月光の下で、呪いの王は敵の無様な姿を嘲笑う。砕けた顎の再生に苦戦しながら、漏瑚は羂索の言葉を思い返す。指を8本か9本取り込めば、自身の力は宿儺のそれに匹敵するレベルまで引き上げられると聞いていた。それでも、これほどまでに大きな力の差があるとは想像もしていなかった。宿儺は彼の背後に現れ、首根っこを掴み上げて、壊れた建造物から炎が燃え盛る中、自分を楽しませ続けるよう命じる。
外へと溢れ出し、漏瑚は極ノ番「隕(いん)」で反撃する。脅威に気づいた日下部は、シン・陰流「抜刀(ばっとう)」を用いて祢木と菅田の部下たちを倒し、特級同士を蟻の群れを踏み荒らす象に例えて他の者たちに警告を発する。瞬きする間に宿儺は彼のそばに現れ、死の苦痛を伴わずに逃げる人間はいないと宣言し、すべての呪術師をその場に釘付けにして「隕」が降り注ぐのを見届けさせ、その後嬉しそうに手を叩いて彼らを解放する。その一撃は着弾と同時にすべてを平らにする。力を使い果たした漏瑚はクレーターの頂上に陣取り、爆風が間違いなくライバルに傷を負わせたと勝ち誇るが、宿儺は彼の隣に無傷で座っている。攻撃が完全に外れたからだ。なぜ領域展開を拒むのかと問われ、漏瑚はいかなる衝突でも負けるだろうと認め、宿儺はそれを呪霊が以前五条に対して敗北したことに結びつける。大喜びした宿儺は漏瑚自身の技を借りることを決意し、隠された機能を開いて彼もまた炎を振るうことができるようにし、困惑する呪いに炎の勝負の準備をするよう警告する。
渋谷事変編の間に設定されたこの章では、宿儺対漏瑚の戦いが渋谷ストリーム近くの廃墟から渋谷駅のすぐ向こうまで展開される。披露されるのは、日下部の「抜刀」、極ノ番「隕」へと続く漏瑚の炎、そして宿儺の「御厨子(みづし)」とその神聖な炎が含まれる。アニメの第40話がこれらの出来事をカバーしている。
第115話では、宿儺と上井草の一騎打ちが渋谷中に広がり、草加チームを巻き込んでいく。上井草は最後の奥義を放つが、宿儺は誰も予想だにしなかった力でこれに応じる。
上井草は最大:流星という必殺技で反撃し、その一撃は地面に着弾するとすべてをなぎ倒す。疲弊した上井草は、この爆発で宿儺も確実に傷つけたはずだと叫ぶが、呪いの王である宿儺は隣に座ったまま無傷のままであり、それは攻撃が完全に外れたからだった。
宿儺は、人間が逃げれば死罪になると宣言し、全員をその場に縛り付けて流星の降下を見届けさせる。そして、脅威をただの娯楽とでも言うかのように、愉快そうに手を叩いて彼らを解放する。
上井草が領域展開の勝負では自分は負けてしまうと認めた後、宿儺は上井草自身の術式を借りることを決意し、自らの神社に秘められた機能を開いて炎を自在に操れるようにする。彼は戸惑う呪霊に向かって、火の争いに備えるよう告げる。
第115話では、両面宿儺対上井草の戦いが渋谷川近くの廃墟から渋谷駅周辺へと広がる。そこに披露されるのは、草加の抜刀術、上井草の災禍の炎から最大:流星へとつながる一連の展開、そして宿儺の神社とその神炎であり、これらはいずれも第40話で映像化されている。
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