伏黒はレジィを倒し、東京第1結界から立ち去ろうとするが、新たな到着者が彼を見つける。髙羽と黄櫨が自分たちの喧嘩に決着をつける一方で、視点は首都が生み出したものをはるかに超える大殺戮が繰り広げられた仙台結界へと移る。
地面で血を流しながら、レジィはこの少年がどのように自分を倒したのかを組み立てる。プールと領域は、玉犬「渾」がまだ展開中であることを隠すためのものであり、伏黒は鵺に乗って逃げたのではなく、代わりに敵を内側へと誘い込んだのだった。はるかに年下の者に裏をかかれたことに悔しさをにじませながら、この老呪術師は、影の鳥が渋谷の塔の上へ虎杖と猪野を持ち上げて疲れ果てていたという伏黒の語りに耳を傾ける。天元について尋ねられると、レジィはその名前をかろうじて思い出し、不死の術師による死滅回游の解説ははったりであると決めつけ、羂索との関係を一切否定する。最期の息で、彼は自分のコガネに41点全てのポイントを譲渡するように命じ、自分を殺した者に愚者の末路が訪れることを願い、そのうちの5点が伏黒に移動する。
街の向こう側での屋上の爆発は、黄櫨が髙羽にパンチを浴びせ続けている場所を示しているが、芸人が一つ一つの爆弾を気にも留めず、それどころかあんかけソースまみれになっていることに途方に暮れる。コガネがレジィの敗北をアナウンスした瞬間、黄櫨は諦めて家に帰り、髙羽の失敗したポイント獲得をギャグとして残す。ナレーションは髙羽の能力を「超人」と名付け、それは彼が面白いと確信したものを何でも現実にするものであり、所有者自身は全く気づいていないが、五条にさえ匹敵する可能性のある才能である。別の場所では、パニックに陥った麗美が玉犬「渾」に追い詰められるが、津美紀の声が弟を止め、伏黒が倒れ込んだまさにその時、天使である来栖華が彼の上に舞い降りる。
最後の数ページでは、仙台の4人の巨頭が紹介される。ドゥルヴ・ラクダワラは倭国大乱で戦い、現在は2度目の受肉を果たしており、領域を構築する軌道を持つ式神を操り91点を保持している。石流龍は77点を持ち、ゲーム内の全泳者の中で最大の呪力出力を誇る。烏鷺亨子は70点と空を操る力を持ち、かつて藤原氏直属暗殺部隊「日月星進隊」の隊長を務めていた。彼らを締めくくる黒漆死は、54点を持つ特級ゴキブリ呪霊であり、条件が自分に向くまで休眠状態を保つ。彼らの衝突する気質は、結界を団結させるどころか凍りつかせており、百鬼夜行から3ヶ月で特級を取り戻し、純粋な力では五条に次ぐ2位にランクされる乙骨憂太が、ドゥルヴを倒して35点に到達した時にその膠着状態は破れる。芥見のコメントでは、「三すくみ」という言葉をど忘れして、ポケモンのあれと呼ぶことになってしまったことについて冗談を言っている。
「東京第一コロニー その13」と題された173話では、伏黒恵とレジー・スターの戦いが幕を閉じた後、戦況は北の仙台コロニーへと移る。そこでの惨劇は、東京で見られたものとは比べ物にならないほど深刻だ。そして、この章は、そこで互いに膠着状態にある四人の強者たちを紹介して終わる。
173話において、レジーはプールと領域展開によって、神犬総体がまだ活性化していたことを隠し通されていたことに気づく。さらに、伏黒恵は鵺に乗って逃げたのではなく、むしろ彼を内部へ誘い込んだのだと悟る。最期の息を引き取る間際、レジーは配下の小金に命じて、自身の全ポイント41点を渡させ、そのうち5点が伏黒恵へと移る。
173話では、高馬の能力が「コメディアン」と名付けられ、彼が面白いと信じ込んだものは何であれ現実化するということが示される。解説では、この力は五条悟にすら匹敵しうるとされながらも、高馬自身にはその潜在力への自覚がないとされている。
173話では、九十一点を有し、軌道を描く式神たちで領域展開を構築するドゥルヴ・ラクダワッラ、七十七点を抱えゲーム中最大の呪力出力を誇る石郡竜、七十点を持ち空を歪める力を持つ宇呂貴子、そして五十四点を擁する特級のゴキブリの呪霊・黒漆, これら四人が登場する。彼らの激突する気質は、コロニーを結束させるどころか凍りつかせている。
173話の終盤、乙骨憂太がドゥルヴ・ラクダワッラを撃破して三十五回合点を獲得したことで、仙台の膠着状態は一気に崩れる。本章では、乙骨が夜のパレードからおよそ三か月後に特級の地位を取り戻し、その純然たる戦闘力は五条悟に次ぐ二番手であると記されている。
第173話についてもっと知りたいですか?Fandomの『呪術廻戦』ウィキには、コミュニティによる注釈付きの専用ページがあります。
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