羂索と裏梅は死滅回游(しめつかいゆう)をどのように終わらせるべきかを熟考し、「浴」として知られる古の儀式についても語り合う。宿儺はその儀式に身を浸すことで伏黒恵の魂を完全な深い闇へと沈め、恵を永遠に消し去るために彼の姉を探しに出発する。
羂索が脹相に与えた約束は空虚なものだった。死滅回游が続いている間は、人類と天元を同化させることはできない。なぜなら、彼の縛り(しばり)が永遠に続くはずだったものを終わらせることに結びついているからだ。その方法に裏梅は冷淡であり、ただ行動を急かすだけだった。しかし「浴」は羂索を魅了する。この儀式はかつて、蠱毒(こどく)と呼ばれる手法で毒虫から抽出したエネルギーに浸すことで、家宝を呪具に変えていた。羂索は、裏梅が呪霊を使って禪院家の修練場でその手順を再現したことに驚嘆する。殺された後に霧散させるのではなく、裏梅は彼らを固定し、核を凍らせ、濾過するために細かく切り刻んだのだ。湯から上がった宿儺は恵の姿を保ち、呪術師との戦いに適していると判断し、コガネに伏黒津美紀(ふしぐろつみき)の居場所を特定させる。
答えは仙台であり、万(よろず)がそこで待っていた。恵のポイントと引き換えに、羂索は空を滑空する巨大な魚型の呪霊を呼び出し、宿儺を運ばせる。巨大な呪力を即座に感知し、烏鷺亨子(うろたかこ)と石流龍(いしごおりりゅう)の両者が反応する。壊滅した日月星進隊(じつげつせいしんたい)の生き残りである烏鷺にとって、その恐怖は嫌というほど見覚えのあるものだった。それでも石流は突撃する。近づいた宿儺は彼の胴体を切り裂き、三枚おろしにするつもりだったと笑う。そしてグラニテブラストを撃とうと後退する石流を追い抜き、彼の頭蓋骨を3つに分割する。その後ようやく、乙骨(おっこつ)が少し前にドルゥヴ・ラクダワラを倒した戦場に到達し、ついに万と対峙する。
全19ページにわたる本話は、2023年15号にて3月13日に発表された。「死滅回游編」に含まれ、宿儺が表紙を飾る単行本第24巻に収録されている。彼が北へ向かう真の目的は津美紀を殺して恵の魂を完全に沈めることであり、万そのものとの戦いを求めているわけではない。
呪術廻戦第216話「風呂」では、宿儺が古代の儀式を用いて伏黒恵の魂を完全なる闇に沈めると、伏黒の姉・伏黒津己を探すため仙台へと向かう。その途中で、道を塞いだ無謀な呪術師・石郡龍を斬り伏せる。
第216話で描かれる「風呂」は、かつて古毒という方法により毒獣から引き出した呪力を用いて家宝を呪具へと変える古い儀式である。禪院家の懲罰坑内で凍結された呪霊を材料に裏梅がその手順を再構築し、宿儺はそれを用いて伏黒の魂を闇に沈める。
第216話において、宿儺は仙台コロニーへ赴き、伏黒恵の姉・伏黒津己を捜し出して殺害することで、残る伏黒の魂までも根絶やしにする。そこに妖夢も彼を待ち受けている。
第216話で宿儺は、無謀にも彼に斬りかかった呪術師・石郡龍を討ち取る。宿儺は彼の体幹を切り裂き、グラナイトブラストで逃げようとする石郡の動きをあっさりと上回って頭蓋骨を三つに割った。
「風呂」と題された第216話は、2023年3月13日に週刊少年ジャンプ15号にて掲載された。全19ページの本編は死滅回游編に属し、表紙に宿儺が描かれた第24巻に収録されている。
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