コスチューム姿で講習会場へ向かう途中、夜嵐イナサは食べ物の好みを通して轟焦凍と打ち解けようとし、温かいそばを好む自分に対して冷たいそばを挙げる轟に「共通点だ」と主張する。轟から「無理に友達にならなくていい」とあしらわれ、爆豪勝己はそのやり取りを苦々しく見つめる。室内に入ると、目良善知が本日の責任者として挨拶し、総合体育館を借り切ったことやメンバーに1名追加があることを告げる。観客席にはオールマイト、エンデヴァー、プレゼント・マイクが陣取る。目立たないようにするオールマイトに対し、エンデヴァーは露骨に自分を無視する息子へ向けて即座に大声援を送る。生徒たちは新No.1ヒーローの存在に驚き、さらにその隣に前No.1がいるのを発見して歓喜する。
新しく加わったのは現見ケミィだった。彼女は補講資格を得たものの、受けたはずの試験の記憶がないという特例だった。観客席では肉倉精児と教師が、敵連合によってすり替えられていたという真相を語り合い、肉倉は気づけなかった自分を責め、教師は士傑高校が敵連合の標的にされていることに不安を募らせる。そこへギャングオルカが現れ、4人、とりわけ爆豪、轟、夜嵐を激しく叱責する。彼らの戦闘力には何の問題もなく、問題なのは立ち振る舞いとチームワーク、そして欠けているのは「心」なのだと指摘し、死か生かという試練を用意したと告げる。
扉が開くと、そこには薫習(ませがき)小学校の児童たちが待ち構えていた。担任の生駒駒里すら手を焼くほど生意気で粗暴な子供たちは、手を出したり嘲笑したりとやりたい放題。試験を受けていないため免除扱いとして参加させられたケミィは、子供好きのため気にも留めず、ひとりを抱きしめるがお尻をつねられた上に無視される。生駒が謝罪する中、ギャングオルカはこのクラスを立ち直らせることができると信じ、4人に「彼らの心を開かせること」という課題を与える。
プレゼント・マイクが趣味で実況を始める中、エンデヴァーはどれほど尽力しても犯罪率が上がり続けている悩みをオールマイトに明かし、「平和の象徴」とは一体何なのかと尋ねる。爆豪は根本的な問題は子供を導けない大人にあり、その隙にガキ大将が生まれるのだと考え、一番強い子供に勝負を挑むもあしらわれる。夜嵐は大人の手を煩わせるなどヒーローらしくないと主張するが、補講を受けている現在進行形が大人の手を煩わせていると指摘され、反論できずに土下座して謝罪する。爆豪が暴力こそ解決策だと結論づける一方で、轟はそれを拒否して真面目な自己紹介を試みるが、子供たちからはつまらないと一蹴される。エンデヴァーは20歳でNo.2になり、オールマイトを追いつけないとさとってすべてを轟に注ぎ込んだと告白する。オールマイトは象徴について明確な答えを出せず、ただ国には道標が必要だと考えて元サイドキックを含む周囲の人々を疎かにしてしまったと明かし、エンデヴァーに前任者を真似るのではなく自分なりの形を見つけるべきだと語る。ケミィは会話を諦め、“個性”で子供たちを圧倒することを提案する。現代のヒーローを疑問視する親やテレビの影響を受けた子供たちは、自らの“個性”を発動させ、自分たちの世代の方が強いのだと宣言する。
いいえ、第79話はアニメオリジナルではありません。原作漫画の第164話と第165話に対応しており、仮免補講編における講習の試練を描いています。
ギャングオルカは補講を受ける4人の生徒に対し、磨瀬垣小学校の反抗的な子供たちで満たされた体育館で彼らの心を掴むという試練を与えます。問題だったのは戦闘能力ではなく、立ち振る舞いやチームワークであると語りました。
現見ケミィは合格したはずの試験の記憶がないことが明かされ、肉倉精児はその日彼女が敵連合に入れ替わられていたことを知ります。
エンデヴァーはオールマイトに「平和の象徴」とは本当はどういう意味なのかを問いかけ、新No.1ヒーローとしての自身の努力にもかかわらず犯罪が増加し続けていることを認めています。
ませがき小学生たちは、爆豪勝己の挑発、夜嵐イナサのアピール、轟焦凍の自己紹介を拒否し、自身の「個性」を発動して、自分たちの世代の方が関わろうとしてくるヒーローたちよりも強いと宣言する。
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