温泉での休息が、うずまきナルトが自来也の小説を代筆したことで外交的な緊急事態へと発展し、郵便忍者がそれを隣国同士の戦争を防ぐための条約書と取り違えてしまう。
任務を終えて木ノ葉隠れの里へ戻る途中、うずまきナルトは温泉を中心とした行楽街に立ち寄り、想像を絶するような過酷なルートで郵便物を運ぶことだけを任務とする専門職、郵便忍者とすれ違う。女性たちとくつろぐ自来也を見つけ、ナルトの機嫌は急降下する。自来也は、ナルトの修行が遅れているのは暁を追跡する任務があったからであり、暁の工作員がまさにこの町に向かっているという情報があったのだと弁明する。
時間が空いたため、ナルトは修行を急かすが、自来也はまず新作の執筆を終わらせると言い張る。老作家は未完成のページを残したまま眠りについてしまったため、ナルトは密かに自分で原稿を書き上げ、配達のために郵便忍者に渡すが、通りかかった2人の男とぶつかり、荷物が混ざってしまう。
ナルトが自分のしたことを白状すると、パニックになった自来也は自分の評判を落とすことを恐れ、原稿を取り戻そうと奔走する。回収した包みには、開戦の危機に瀕している隣国、牙の国と爪の国の間で署名された協定書が入っていた。つまり、ナルトが書いた際どい内容の原稿は牙の国の大名のもとへ向かっており、挑発として受け取られかねない状況であった。2人は郵便忍者を追いかけるが、大名の方が先に間違った荷物を受け取ってしまう。
この賭けは茶番劇に終わる。牙の国の大名はイチャイチャシリーズを愛読しており、その原稿を爪の国からの親善の印として受け取ったため、迫り来る戦争は完全に回避された。暁の標的はすでに逃げ去っていたため自来也は出発し、ナルトは師の帰りを待つために故郷へ戻る。
「郵便屋さん、お願い!」は原作アニメ『NARUTO -ナルト-』第177話のフィラーエピソードで、自来也の作家としての活動と、ある温泉町での郵便物の取り違えを軸に描かれる。
ナルトは自来也の締め切りを過ぎた原稿をひそかに書き上げて飛脚に託すが、衝突事故の後に荷物が入れ替わってしまい、牙の国と爪の国の緊張を鎮めるはずだった和平の書状の代わりに、その際どい原稿が牙の大名のもとへ届いてしまう。
牙の大名は実は自来也の『イチャイチャ』シリーズの熱心な愛読者で、ナルトの原稿を爪の国からの友好の贈り物だと勘違いし、その結果として両国の間で迫っていた戦争は完全に回避される。
「郵便屋さん、お願い!」では、危険な地形を越えて郵便を届けることだけを任務とする忍びの一種、飛脚忍者が登場する。ナルトはある温泉町に立ち寄った際にその一人と出会う。
自来也は、ナルトの修行が遅れているのは、同じ温泉町へ向かっているとの噂がある暁の構成員を追う任務のためだと説明するが、実際には新作の原稿を書き終えるのを先延ばしにしていることも一因になっている。
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