ナルトは自身の精神世界で九喇嘛が待っているのに気づく。九喇嘛は、これが彼らが交わす最後の会話になるかもしれないと警告する。共に乗り越えてきた全てを振り返り、その狐はイッシキを倒したことに満足していると認める。ナルトが里と二人の少年について心配すると、九喇嘛はこれから先はナルトが一人でその重荷を背負わなければならないと告げる。そして、隠していた秘密を打ち明ける。尾獣を引き剥がせば通常は宿主も死ぬが、重粒子モードはナルトの命ではなく狐自身の命を要求したため、ナルトは生き残るのだという。ナルトが本当の代償を理解していれば、間違いなくその術をためらっただろうから、厳密には嘘はついていないと九喇嘛は主張する。消えゆく中、九喇嘛は自分の力がなくなった今、無理をしないようナルトに警告する。その後、ナルトはボルト、サスケ、カワキの中で目を覚まし、サスケに状況を説明する。
輪廻眼を潰されたサスケは、帰還のための空間を開くことをボルトに任せ、ボルトは最初の失敗の後にそれをやってのける。一方別の場所では、コードが囚われた十尾と自身の白い楔を確認すると、印が燃え上がり、イッシキの魂を呼び出す。死んだ大筒木は、コードを最も献身的な信奉者と呼びつつも彼を器として乗っ取ることができないため、代わりに自らの渇望を引き継がせる。古代の儀式を続け、世界から命を吸い上げ、そして何よりも神樹を育てること。それは囚われた十尾にカワキかボルトのどちらかを食らわせ、その後チャクラの実を食べて新たな大筒木として復活することを意味していた。コードは熱心にそれを受け入れ、主を倒した者たちを全滅させることを誓う。
「受け継ぐもの」の章では、イシキとの戦いの後、ナルトが自らの心の中でクラマと最後の対話を交わし、息絶えゆくイシキの魂が自らの野望をコードに託す。
クラマは、尾獣を引き出すと通常は宿主が命を落とすものだと明かすが、バリオンモードはナルトの命ではなくクラマの命を代償として求めたため、ナルトは生き延びる。
イシキはコードを最も忠実な信者と呼んで自らの野望を託し、儀式を続けて世界から命を吸い取り、カワキかボルトを与えて神樹を育てるよう命じる。
サスケの輪廻眼が使い果たされたため、元の世界へ帰る道をこじ開ける役目はボルトに委ねられ、最初は上手くいかなかったものの、ボルトはやり遂げる。
「受け継ぐもの」はボルト漫画のカワキ編第55話で、単行本14巻に収録され、2021年4月のVジャンプに掲載された。
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