チームVの手の付けられない3人によって3点のビハインドを背負わされたチームZは、選手生命の終わりを目前に突きつけられる。そこで蜂楽が恐怖を高揚へと変え、その恐れを知らないドリブルが連鎖する覚醒の引き金となり、千切や國神をはじめとする面々が、絵心の見守る理論のもとでそれぞれ新たな自分を見出していく。
早くも力を抜きたがる凪に、御影はまずあと5点決めろと告げ、チームVはリードを広げていく。凪の完璧すぎる決定力を目の当たりにし、潔は自分たちが本物の怪物と対峙しているのだと確信する。チームZが押し上げると、御影は國神からボールを奪い取り、再び凪へロングパスを送る。今度は凪がボールを浮かせてオーバーヘッドキックを叩き込み、2点目を挙げる。潔が千切のスピードを解き放とうとするも、剣城がぴたりと並走して封じ、しかも人数が凪一人に偏りすぎたせいで剣城がフリーとなり、3点目を許してしまう。
仲間たちが絶望を見出す中、蜂楽だけはそこに挑戦を見出す。にやりと笑いながら潔に怖いのかと問いかけ、特別なものを打ち破るには自分自身が特別な存在にならなければならないと言い放つ。蜂楽はステップオーバーとマルセイユルーレットで御影を振り切り、空中エラシコで剣城をかわし、さらに3人のディフェンダーをすり抜けてラボーナで仕留め、チームZに得点をもたらす。國神は、あのゴールは無謀な偶然の産物などではなく、蜂楽の武器であるドリブルが生み出した必然の結果であり、それぞれが新たな方程式を編み出さなければ敗れるだけだと皆に念を押す。
潔は守備を組み直し、御影を挟み込んで凪への供給を断ち切る。千切が剣城にプレッシャーをかけ続けてパスをコースから外させると、凪のシュートが五十嵐の顔に当たって弾かれ、こぼれ球が蜂楽のもとへ転がり込む。蜂楽はそれを國神へ預け、國神はいつもの28メートルという射程を超える覚悟を決め、揺れるような技巧的なシュートをキーパーの脇に突き刺し、点差を1点まで縮める。
ハーフタイムのチームZは高揚しており、國神はボールを蹴った瞬間に感じた全く新しい感覚について語る一方、御影は自陣にも修正が必要だと警告する。後半になるとチームVは國神への寄せを一段と速め、國神はボールを蜂楽へ、続いて我牙丸へと預けるが、そのスコーピオンキックは剣城にゴールライン際で防がれてしまう。こぼれ球が潔のもとに転がると、23メートルからのシュートコースを見つけるものの一瞬ためらい、そのチャンスは潰えてしまう。凪はその非効率さをあざ笑い、なぜそんなに粘るのかと挑発し、潔は面白いのはこれからだと言い返す。
帝襟とともに試合を見守る絵心は、すべてが自分の予想通りに進んでいることを確信する。絵心は覚醒をジグソーパズルの組み立てにたとえ、絶え間ない試行錯誤の末にすべてのピースがぴたりとはまった瞬間に新たな自分が生まれる、選手が本当の自分自身を見つけ出す瞬間なのだと語る。
雷市と五十嵐は、凪が決めてくれなければ御影など何者でもないと挑発して動揺させ、無謀なエルボーを誘ってイエローカードを引き出す。再開後、千切は短距離では剣城に勝てないと悟り、ボールを広いスペースへ送り出して自らそれを追いかける。距離が伸びればスタミナで上回れると見抜いていたのだ。千切が先にボールへ到達し、試合を3対3の同点に戻す。試合終了まではまだ30分が残っている。
『ブルーロック』第9話のタイトルは「覚醒」で、チームVとの試合の中でチームZの選手たちが次々と新たな自分を見出していく様子を表している。
チームVに3点のビハインドを背負う中、蜂楽廻はその劣勢を挑戦と捉え、ステップオーバーと空中エラシコで複数のディフェンダーを抜き去り、ラボーナでシュートを決めてチームZに得点をもたらす。
絵心甚八は「覚醒」をジグソーパズルの完成にたとえ、絶え間ない試行錯誤がある瞬間にかちりとはまり、選手が本当の自分を見出す瞬間なのだと語る。
第9話の終わりまでに、千切のゴールによってチームZとチームVのスコアは3対3の同点となり、試合はまだ残り30分を残している。
『ブルーロック』第9話は原作27話から31話までを映像化しており、一次選考編でのチームV戦の中盤にあたる。
第9話についてもっと知りたいですか?Fandomの「ブルーロックウィキ」にはコミュニティによる詳細な情報がまとめられています。
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