
『ブルーロック』第6話ではチームXとチームZの乱闘が続く。ほぼ全員が個人の栄光を追い求める中で秩序は崩壊し、馬狼の才気が静かに一方のチームをまとまりのある集団へと変え、もう一方は自滅していく。
潔に阻まれた馬狼は、かかとでボールを浮かせて軽々と抜き去り、その技に潔の反応は凍りつく。続いて久遠と今村の股を抜いてシュートを叩き込み、チームZのゴールを守る伊右衛門はなす術もない。
味方は沸き立つが、馬狼はこのゴールが仲間意識のためのものだったことは一度もないと言い切る。仲間たちは自分を輝かせるためだけに存在し、真の王は自分ひとりだというのだ。ピッチの反対側ではチームZが崩壊し、五十嵐が伊右衛門を責め立て、久遠が全員をまとめようとし、雷市は潔に責任を押しつけて守備に下がるよう命じる。
試合が再開すると潔は蜂楽を呼ぶが、五十嵐が功を焦ってそのパスを奪ってしまう。山賀が五十嵐からボールを奪い、味方の森永は、チームZが明らかに崩壊しつつある今こそ馬狼を軸にまとまるべきだと呼びかける。そこからチームXは守備と中盤に役割を振り分け、形を整えていく。馬狼を囲むチームZに対し、彼は山賀へバックヒールを送り、山賀は明治へつないで二点目を演出する。自チームが揉める一方で敵が結束していく様を見つめながら、潔は馬狼がチームXを支える柱であり、他の全員にとっての羅針盤となっていることを悟り、これこそが絵心の言う「サッカーをゼロから作り直す」ことの意味なのかと考え込む。
試合時間もわずかとなり、チームXが5対0で圧倒する中、蜂楽は相手の油断につけこんで二人で一点をこっそり奪えないかと提案する。潔はやる気だ。
馬狼が先制点を挙げ、チームXが本物のチームとして機能するための柱となる。チームZの各自バラバラなプレーは、統率の取れた敵に太刀打ちできない。試合終盤、チームXは5対0でリードしている。
バロはヒールで潔の頭上にボールを浮かせて抜き去り、久遠と今村の二人も股抜きで置き去りにすると、チームZのゴールを守る伊右衛門を破ってこの試合の先制点を決める。
チームZは内輪もめで空中分解し、イガグリは伊右衛門を責め立て、雷市は潔を非難する。一方のチームXはバロを中心にまとまり、統率の取れた守備と中盤を築き上げている。
バロは自分のゴールが仲間との絆によるものだと認めようとせず、チームメイトなど自分を引き立てるための存在にすぎず、真の王は自分ただ一人だと言い放つ。
試合終了間際、チームXがチームZに5対0で圧勝しており、蜂楽は潔に対し、相手が油断している隙を突けばまだ1点くらい奪えるかもしれないと持ちかける。
第6話は「1=個性」というタイトルで、一次選考編・第2巻の2話目にあたり、アニメ第3話として映像化されている。
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