第十九話は累との決闘を頂点へと導く。義勇が父を灰にした後、伊之助は木に縛られ、しのぶが善逸の毒を手当てする。炭治郎の刀は累の糸に弾かれて砕け、十二鬼月の下弦の伍である鬼は禰豆子を渡せと迫る。死の淵に追い詰められた炭治郎は、父の神楽の幼い記憶を思い出してヒノカミの舞を解き放ち、それが目覚めた禰豆子の血鬼術と相まって鬼の首を斬らせる。
伊之助は救い手に再戦を求めるが、義勇は静かに彼を木に縛りつけ、修行に戻れと告げる。しのぶは善逸に解毒剤を打ち、呼吸で毒を遅らせたことを褒める。
禰豆子が兄を庇おうと飛び込み、深く斬られる。彼女を炭治郎を守る妹だと認めた累は、その本物の絆を欲し、彼女を引き渡せと炭治郎に命じる。炭治郎が拒むと、鬼は下弦の伍の刻まれた印を現し、禰豆子を木々に吊るして血を流させる。
血の糸の檻の中で死に直面した炭治郎は、父がヒノカミの儀式の呼吸を教えてくれた記憶を追体験する。彼は型を変え、水の呼吸がヒノカミ神楽の最初の型へと発火し、最も強い糸を斬り裂く。母の幻に促された禰豆子は爆血を目覚めさせ、その炎が道を開いて、炭治郎が累の首を斬る。
第三十八話から第四十話を基にし、第四十話から題名を取っている。原作では累が個々の糸を放つのに対し、アニメでは網ごと送り出す。禰豆子のこぼれた血は原作では炭治郎の顔に落ちるが、画面では刀に落ちる。アニメは森の追跡を大きく引き延ばし、累が炭治郎を物理的に打つ場面を加えている。中川奈美が歌い、椎名豪が曲を手がけた竈門炭治郎のうたが、挿入歌としても終わりの曲としてもここで流れる。
第19話「ヒノカミ」では、柱たちが那田蜘蛛山に到着し、義勇が一太刀で蜘蛛の鬼(父)を倒します。累の血の糸に追い詰められ、頭上で禰豆子が血を流す中、炭治郎は父の神楽を思い出し「ヒノカミ神楽」に覚醒します。そして、禰豆子が覚醒させた血鬼術と合わさることで累の頸を斬り落とします。
ヒノカミ神楽は、第19話で炭治郎が父からヒノカミの儀式の呼吸を教わったことを思い出すことで発現させた新たな技です。累の血の糸の檻の中で死に直面した際、彼の水の呼吸はヒノカミ神楽の最初の型へと変化し、最も強靭な糸を切り裂きます。
累が禰豆子を吊るし上げて血を流させ、炭治郎を死の淵に追いやった後、彼はヒノカミ神楽を覚醒させます。父が舞う儀式である神楽の幼い頃の記憶を思い出し、呼吸法を変えることで、水の呼吸がヒノカミ神楽の最初の型へと昇華します。
第19話「ヒノカミ」は漫画の第38話から第40話までを描いており、タイトルは第40話から取られています。アニメでは森での追跡シーンが拡張され、一本の糸ではなく網全体を放つ描写や、累が炭治郎に直接打撃を加える場面が追加されています。
第19話では、中川奈美が歌唱し椎名豪が作曲した「竈門炭治郎のうた」が、挿入歌およびエンディング曲として流れます。
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