風柱を救うのにちょうど間に合った行冥は、自分が黒死牟を引き受ける間に傷を塞げと実弥に告げる。岩柱が鉄球を振り回し始めると、透き通る世界を通して見ていた黒死牟は、その純然たる膂力に喜び、これほど強い隊士と対峙するのは三百年ぶりだと言う。鉄球の回転が速まるにつれて空気が引き寄せられ、行冥は武器を投じるが、わずかに外れる。彼はすかさず斧で続け、黒死牟に身をそらさせると、岩の呼吸・弐ノ型で鉄球を打ち下ろす。鬼はかわすが、鎖が首に巻きつく。それを断ち切れず、彼は身をかがめて逃れ、一房の髪を失う。その髪は金属に触れた場所で焼ける。
黒死牟は、鎖、斧、鉄球が純粋な鉄で鍛えられていることに気づく。あまりに精錬された武器であり、肉でできた自らの刀はそれを折る前に焼け落ちてしまう。これほど日光を染み込ませた鉄は、戦国の刀鍛冶の最盛期にすら存在しなかったと見て取る。間合いを詰めるほうがなお有利だと判断し、彼は行冥の首めがけて跳びかかるが、柱が頭上を跳び越えて斧を投じ、鬼の羽織を裂いて外れる。続いて鎖が黒死牟の刀を巻き取って折り、二人は正面から激突する。月の呼吸・弐ノ型と岩の呼吸・肆ノ型である。その後、黒死牟は自分の刀は常に再生するため、刃への攻撃は無意味だと明かし、行冥は顔に新たな斬り傷を負う。無惨のために取っておくつもりだった技をもはや抑えていられないと決めた行冥は、力を込めて痣を出現させる。
行冥は黒死牟と戦い、鬼が岩柱の純鉄の武器を壊せないため、しばし押しとどめる。
黒死牟は、自分の刀が折れるたびに再生し、刃を狙う攻撃を無効にすることを明かす。顔に傷を負ったあと、行冥は上弦の壱との力の差を埋めるため、鬼狩りの痣を出現させる。
「鬼滅の刃」第169話「地鳴る」では、行冥が太陽の光をたっぷりと浴びた鉄球、斧、鎖を使い、自己再生する鬼の刃に抗いながら、黒死牟との戦いを引き継ぎます。顔に傷を負った後、岩柱は上弦の壱に対抗すべく痣を発現させます。
「鬼滅の刃」第169話において、行冥の鎖、斧、鉄球は、純粋で太陽の光を飽和するほど蓄えた鉄で鍛えられており、黒死牟の肉でできた刀がそれを壊す前に焼け焦げてしまうほど純度が高いです。黒死牟は、戦国時代の刀鍛冶の絶頂期にさえ、これほど太陽の光を蓄えた鉄は存在しなかったと述べています。
「鬼滅の刃」第169話において、黒死牟は自分の刀が折れるたびに常に再生し修復されることを明かし、刀身を狙った攻撃が無意味であることを示します。これにより、上弦の壱に対する従来の剣術の戦いは無効化されます。
はい。「鬼滅の刃」第169話において、行冥は黒死牟との力の差を埋めるために自身の痣を発現させます。彼はこの技を無惨のために温存しておくつもりでしたが、もはや出し惜しみはできないと決意します。
「鬼滅の刃」第169話「地鳴る」は無限城編の一部であり、第19巻に収録されています。
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