南部のスラム街では、エドによって失脚させられ身を持ち崩した元軍人のヨキがイシュヴァール難民の到着を見守っており、スカーの師父は同じ追放者たちの間で安全だと確信する。しかし、ヨキはスカーに気づき、どこかへ電話をかける。ダブリスでは、謎の少年が壁をすり抜けてエドから逃走し、エドが追う前にビドというトカゲのような男が近づき、エドが「賢者の石」に関心を持っていることに言及する。
シグの精肉店では、エルリック兄弟やイズミに関するアーチャーの質問に対して肉屋としての返答しか得られず、ウィンリィとメイソンが見守る。アームストロングとシグは大柄な肉体を鍛え上げて見せつけ、周囲を驚かせるが、二人は互いに敬意を表して固い握手を交わす。ビドはタッカーからすべてを聞いたと説明し、兄弟をどこかへ案内すると申し出るが、アーチャーとアームストロングが到着すると姿を消す。アーチャーは彼を第5研究所から脱走したキメラだと認識する。アームストロングはアルから尋ねられた際、ヒューズの死について口を閉ざすのだった。
兄弟は少年を屋上まで追跡し、彼の腕と脚が紛れもなくエドのものであることを密かに確認する。少年の足にあるウロボロスの刻印を発見したアーチャーは、アームストロングに少年を叩きのめして拘束させ、このホムンクルスを尋問のためにサウスシティへ連行すると説明し、手足に関するエドの主張を荒唐無稽として退ける。スロウスはヨキに電話し、スカーを捕まえれば軍への復帰を叶えると告げる。ビドは少年の捕縛をデビルズネストに伝達し、他のホムンクルスよりも先に彼を仲間に引き入れたいグリードは、ドルチェットを待機させつつキンブリーを基地内へと送り込む。
激怒したイズミが戻り、アルが少年について問い詰めると、彼女は再び血を吐く。シグは彼女を病院へ急送し、医師たちは彼女の体内からいくつかの内臓が失われていることを発見、過去に人体錬成を試みたことを匂わせる。その後、二人(イズミとシグ)は姿を消し、南方司令部を襲撃する。イズミが少年を解放するために兵士たちをなぎ倒して突き進む中、シグは数年前にイズミが死産で息子を失い、彼を蘇らせようとして内臓と子宝を授かる身体を失った経緯をウィンリィに明かす。キンブリーは自身とビドのために壁に穴を爆破し、さらにキング・ブラッドレイ大総統の姿をした人物(実は変装したエンヴィー)が現れたことで事態は四つ巴の対立へと発展する。一方、本物のブラッドレイはマスタング隊をスカーの追跡に向かわせる。スラム街では、スカーが追放されたイシュヴァール人のテントに自身のタトゥーと同じシンボルが描かれているのに気づくのだった。
『南部司令部襲撃』において、アーチャーは少年の足にウロボロスの刻印を見つけて彼がホムンクルスではないかと疑い、少年を逮捕する。そしてエドワードの反対にもかかわらず、サウスシティで尋問を行うため、アームストロングに彼を拘束させる。
イズミ・カーティスは、捕らえられた少年が逮捕されたことを知り、彼を救出するために激怒して南部司令部を襲撃し、兵士たちをなぎ倒しながら彼のもとへ向かった。
『南口司令部襲撃』にて、シグはウィンリィに対し、イズミが数年前に息子の死産を経験し、その後彼を人体錬成で蘇らせようとした際に内臓と生殖能力を失ったことを明かす。
ホムンクルスのエンヴィーがブラッドレイ大総統に化けて南方司令部に到着し、イズミ、キンブリー、そして追撃する兵士たちとの間で4者による膠着状態を引き起こす。
『南方司令部襲撃』は、原作漫画の『師弟』、『師の元へ』、『蛮勇』の3話をアニメ化しています。
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