ワムウの切断された両腕によって中央の薪柱に縛り付けられたジョセフは、ワムウの最終流法「最終奥義 神砂嵐」と向き合う。チューブから空気を吸い込み薄い刃のように吐き出す技であり、炎が位置を覆い隠す中、急激な吸引はワムウ自身の身体をも引き裂き始める。ジョセフは油瓶を投げつけ、ワムウがそれを切り裂くと、薪柱にあったシーザーのハチマキに火をつけて放つ。ワムウは知らずに火の粉と油を吸い込み内部から爆発を起こし、ジョセフに勝利をもたらす。
頭部だけとなったワムウは、敬意の証としてジョセフの血の一滴を受け取る。吸血鬼たちがジョセフに襲いかかると、息絶ええぬ戦士は彼を庇い、解毒薬を飲むようジョセフに促すと風の中へ灰となって散っていく。ジョセフは最後に敬礼を捧げる。誇り高き部下の死に心を打たれたカーズは、ワムウの記憶を汚そうとした吸血鬼たちを処刑するが、なおもリサリサへと迫る。彼は二人をピッツ・ベルニナの寺院へと誘い、彼の輝彩滑刀と彼女の波紋を伝えるマフラーという選ばれし武器で戦うことに同意する。
カーズは殺気を消したまま光の残像を残して消え去る。リサリサは気配を察知してその顔面を破壊するが、影武者を用意していた本物のカーズが背後から刺す。彼にとっては最終的な勝利のみが重要であったからだ。エイジャの赤石を手に入れたカーズは、弱り切ったジョセフに向けて吸血鬼の群れを放つ。シュトロハイムとその部下たちがスピードワゴン、スモーキー、スピードワゴン財団の特殊部隊とともに到着し、紫外線照射装置で吸血鬼を食い止める中、ジョセフはカーズを追う。カーズがリサリサを盾にしてジョセフを無防備に追い詰めると、スモーキーは真実を口にする。リサリサはジョセフの母親なのだと。
ジョセフは燃える火の粉と油瓶を吸い込ませることでワムウを倒し、ワムウが灰となって散る中で互いに敬意を交わす。カーズは影武者を使ってリサリサを背後から刺すことで自らの誓いを破り、エイジャの赤石を奪う。シュトロハイム、スピードワゴン、財団の部隊が紫外線兵器を携えて到着し、スモーキーはリサリサがジョセフの母親であることを明かす。
アニメの第23話であり『戦闘潮流』の第14話にあたる本エピソードは、原作の第103話から第106話までをカバーしている。アニメ化にあたり、ワムウの敗北後にリサリサが吸血鬼を撃退する描写がカットされ、偽カーズを蹴る前に蛇マフラーの説明をする順序が変更された。津田のコメンタリーでは、ワムウの劇的な最期や、リサリサの脚を撫でながらのカーズの有名なセリフが取り上げられ、クライマックスにふさわしい磨き抜かれたカットが称賛された。
ジョセフはワムウを誘導して火の粉と火炎瓶のオイルを吸い込ませ、ワムウの体内発火を引き起こすことで、「柱の男」であるワムウの風の流法を逆手に取る。これにより、篝火の周りでの凄惨な決闘に決着がつく。
頭部だけとなったワムウは敬意の証としてジョセフの血を一口受け取り、襲いかかる吸血鬼たちからジョセフを護った後、ジョセフに見送られながら風となって灰に崩れ去った。
カーズは指定された武器を用いてリサリサと戦うことに同意するが、密かに影武者を身代わりに立て、本物のカーズが彼女を背後から刺す。彼は正当な勝負ではなく、最終的な勝利だけを求めているからである。
カーズがリサリサを利用してジョセフを無防備な状態に追い詰める中、スモーキー・ブラウンはリサリサが実はジョセフ・ジョースターの母親であることを口走る。
『風の戦士』はアニメの第23話、『戦闘潮流』の第14話にあたり、原作漫画の第103話から第106話までを描いています。
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