報道陣がオールマイトの取材を求めて雄英高校に殺到する。1年A組は緑谷出久を学級委員長、八百万百を副委員長に選出するが、サイレンが鳴り響いて食堂がパニックに陥ると、飯田天哉が自らを宙に浮かせて一喝し、何百人もの生徒を落ち着かせる。出久は直ちに彼に譲る形で辞任する。教員陣はバリアが風化・崩壊しているのを発見し、侵入は意図的なものであり、宣戦布告の可能性があると結論付ける。
「ウソの災害や事故のルツボ(USJ)」にて、13号が本日の授業は人の命のために「個性」を使うことについてだと説明する。その時、黒いモヤのゲートが開き、ヴィランたちがなだれ込んでくる。彼らは盗んだカリキュラムではオールマイトがいるはずだったと不満を漏らし、ガキを殺せばお出ましになるかと疑う。相澤消太は単身飛び込んで彼らを薙ぎ払い、黒霧が出口を塞いでクラスの大部分を別々のゾーンへワープさせる。
水難ゾーンでは、蛙吹梅雨が出久と峰田実を船の上に引っ張り上げる。敵が自分たちの「個性」のデータを持っていないことを見抜いた出久はそれを計画に変える。「デラウェアスマッシュ」で水を切り裂き、梅雨が彼を救出し、峰田のモギモギが寄ってくるヴィランを一網打尽にする。轟焦凍は土砂ゾーンを一人で完全凍結させる。山岳ゾーンでは八百万の絶縁シートにより上鳴電気が一度に全員を感電させる。爆豪勝己と切島鋭児郎は倒壊ゾーンを片付け、空間移動こそが連合の真の資産であると判断して黒霧を探しに向かう。
13号は黒霧のワープによって「ブラックホール」を自分に跳ね返されて敗北するが、障子目蔵、そして麗日お茶子が飯田に出口に到達し学校へ走るための数秒を稼ぐ。中央広場では、死柄木弔が相澤の肘を崩壊させ始め、「脳無」と呼ばれる怪物が相澤を地面に押さえつける。出久のパンチが脳無に命中するが、まったく効かない。
オールマイトが到着し、猛スピードで広場を制圧して負傷者を安全な場所へ運ぶ。「キャロライナスマッシュ」は「衝撃吸収」に対して効果がなく、ジャーマンスープレックスは黒霧に弱点を捉える隙を与えるだけだった。爆豪がモヤのヴィランの首当てを押さえ、轟が脳無の半分を凍らせ、オールマイトが脱出する。死柄木は平和の象徴を圧政的な暴力と呼ぶが、オールマイトはそれをくだらない戯言と切り捨て、自らの限界を超えて脳無を校舎の外へと吹き飛ばす。
脳無が消え、死柄木はパニックに陥るが、黒霧がオールマイトがすでに受けたダメージの大きさを指摘する。二人が突進し、出久が阻止しようと飛び出すが、スナイプの銃弾が攻撃を完全に止める。飯田とともに教師陣が到着していた。瀕死の13号が両ヴィランに向けてブラックホールを開き、死柄木は姿を消す前に「次」を予告する。
全員が生き延びる。セメントスは切島がオールマイトの真の姿を見る前に壁で遮り、塚内直正は教師陣と出久が重傷だが命に別条はないと報告する。オールマイトは生徒たちが勇敢に戦い、立派なヒーローになると主張する。連合のあじとでは、間一髪でワープした黒霧と死柄木が再び姿を現す。真っ白なモニターからの声が死柄木に、間違っていたのではなく楽観的すぎたと語り、脳無を悼むのを退け、世界が彼の存在の恐怖を知ることになると約束する。
翌日、包帯を巻いた相澤が教室に入り、体育祭が控えているため自分たちの戦いはまだ終わっていないと生徒たちに告げる。オールマイトの衰えは目に見えて顕著になり、相澤の「抹消」の能力は減退し、切島と爆豪の友情が静かに始まっていた。
USJ編はアニメ『僕のヒーローアカデミア』の第9話から第13話にあたり、原作漫画の第12話から第21話に対応しています。
USJ編は、雄英高校1年A組の1年目の序盤、対人戦闘訓練編の直後かつ雄英体育祭編の前に起こります。
U.S.J.は「Unforeseen Simulation Joint(ウソの災害や事故の仮想災害訓練場)」の略称であり、雄英高校の救助訓練のために作られた訓練施設です。
死柄木弔が率い、黒霧や「脳無」と呼ばれる怪物を従えた敵<ヴィラン>連合が、オールマイトを炙り出して殺害することを目的にU.S.J.に侵入・襲撃します。
オールマイトが駆けつけて孤立していた生徒や教師を救出し、脳無を施設の外へ吹き飛ばした後、雄英高校の教師陣が到着して死柄木弔と黒霧を撤退させることで収束する。
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