『SPY×FAMILY』のMISSION 112の後編では、テルティウス王子と不良のフレディによる教室での対立が解決する。アーニャはテレパシーを武器にハナミズ騒動に割り込み、思いがけず忠実なふたりの新しい友達を獲得し、心の中で自分のおかげで世界平和が保たれたと自画自演する。
後編は理科の授業中、一触即発のふたりの少年の周りでクラスが静まり返る場面から始まる。セプテヴィアからの留学生であるテルティウス王子と、飛んでいった鼻くそが王子の顔にホクロのように付着してしまった不良のクラスメイトだ。囁き声と心の声からクラスメイトたちが自分の対応を期待していると知ったアーニャは、ここでの手柄が自分の友達作りとロイドのコネに繋がると計算して前に進み出る。最初はふたりから追い払われるものの、「鼻水戦争」を終わらせるという囁きでの約束が不良の感動的な感謝を勝ち取る。しかし、鼻くそに向かって伸ばした手は、それが誰の鼻水かを思い出して途中で止まってしまう。
一方、アーニャを凶暴な野獣だと呼ぶ噂を聞いていたテルティウスは、彼女の接近を攻撃と解釈する。花を差し出すという彼の紳士的な一手は裏目に出て、アーニャはそれを格好のほじくり道具と見なし、死を覚悟させるほどの邪悪な笑みを浮かべる。セプテヴィアのじいやとのスパーリング訓練の記憶が彼の闘志を呼び覚まし、彼はアーニャの花での突撃をかわすが、アーニャがすでにその記憶を読み取って右へ避ける癖を見抜いていたことには気づかない。前夜からの首の寝違えが影響し、落とした花が彼の顔に当たり、取れた鼻くそは不良の待ち構える手に落ちて、即座に無害な葉っぱとすり替えられる。
教師が静粛を呼びかける中、誤解は謝罪とともに解消される。テルティウスが伝説のセプテヴィアの宝石をご褒美として提案すると、彼の頭の中のハタリを見抜いたアーニャは優しくそれを諫める。彼を暴露するのではなく気遣いを見せたことで、王子はオスタニアの子供たちが素晴らしい無私無欲さを持っていると確信し、イーデン校での生活に心を開く。授業後に戻ってきたベッキーは、アーニャがふたりの求婚者に挟まれているのを目撃する。テルティウスは再び花を押し付けて家に訪ねてよいか尋ね、不良はハミルトン寮のフレディと陽気に自己紹介する。ダミアンが明らかに動揺して見つめる中、アーニャは外交的勝利の余韻に誇らしげに浸るのだった。
アーニャは心の声とテルティウスの訓練の記憶を頼りにテルティウスとフレディの対立に割り込み、フレディの葉っぱへのすり替えのおかげで鼻くそ危機は暴露されずに終結する。テルティウスはアーニャの配慮を高潔な人格と誤解してオスタニアへの見方を和らげ、ふたりの少年は友達として彼女に懐くようになる。
前編では新学期の能力別クラス分けが描かれており、アーニャとダミアンは語学でFクラスになり、テルティウスとフレディは理科の授業で初登場していた。
MISSION 112は前編・後編の2分割で連載され、2025年2月17日の前編(15ページ)に続き、16ページの章である本作後編は2025年3月3日に公開された。ともに単行本第16巻および「学期末休み編」に収録されている。後編の扉絵にはフレディ、テルティウス、アーノルド・クローリー、アーニャ、コニーが集結している。
後編の英語版では、前編でテルティウスが「ジーヴス」を思い浮かべているように見えた翻訳のミスが修正された。日本語の「じいや」は実際には彼自身の老執事を指していた。
第112話後編では、アーニャが思考や記憶を読み取ることで、鼻くそを巡るテルティウス王子と不良のフレディの対立を丸く収め、一日が終わる頃には2人の少年がすっかり懐いて忠実な新しい友達となります。
アーニャはテレパシーを使ってテルティウス王子の頬にあるホクロが、実はクラスメイトのフレディの飛んで付いた鼻くそであることを知ります。そして、花を使った取っ組み合いを仕組んで鼻くそを払い落とし、誰にもバレる前にフレディがそれを葉っぱとすり替えられるようにします。
テルティウスは報酬としてアーニャに伝説のセプテヴィアの宝石を提案しますが、アーニャがその申し出をブラフだと察して追求を控えると、彼はその自制心を気高い無私無欲さだと誤解し、オスタニアの子どもたちに対して心を開くようになります。
第112話後編は、第16巻の「学期末休暇編」における16ページの回として2025年3月3日に配信され、2025年2月17日の前編配信に続く形となりました。
ハミルトン寮のフレディは、飛ばした鼻くそがテルティウス王子の顔に当たってしまう不良風の同級生であり、アーニャが彼の失敗を隠すのを手伝ったことで、彼女の新しい友人の一人となる。
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