夜蛾正道(やがまさみち)は五条悟(ごじょうさとる)と夏油傑(げとうすぐる)に、星漿体を天元のもとへ護衛し、抹消する任務を命じる。2人は夜蛾が次期学長になることで浮かれていると冗談を言うが、夏油はこれが天元の術式を初期化するための任務なのかと尋ねる。悟はその詳細すら把握していなかった。夜蛾は、天元は不死であるが不老ではなく、一定の老化に達すると術式が肉体を作り変え、全く別の次元の存在へと進化してしまうと説明する。天元は両呪術高専(じゅじゅつこうせん)の各結界(けっかい)や補助監督(ほじょかんとく)の結界術を強度に保つ重要な役割を担っているため、進化を防ぐべく500年に一度、適合する人間である星漿体と同化し、肉体の情報を書き換える必要があるのだ。
悟はその過程をデジモンに例え、夜蛾はそれを聞き流す。星漿体の居場所はすでに漏れており、2つの組織が動き出している。呪詛師(じゅそし)集団「キュー」は天元を暴走させて呪術界の転覆を目論んでおり、一方で星の子を信仰する宗教団体「盤星教(ばんせいきょう)『時の器の会(ときのうつわのかい)』」は天元を神として崇拝している。同化は2日後の満月に行われる予定であり、夜蛾はそれまで呪術界を守り抜くことを2人に託す。道中、夏油は、盤星教が純粋な天元に不純物が混ざることを嫌って同化に反対していると説明する。しかし彼らは非術師の集まりであるため大した脅威ではないと考え、キューの迎撃に集中すべきだと促す。悟は予想通り、俺たちは最強だからどちらにせよ問題ないだろうと考える。
夏油が友人に目上の者への敬意を示すよう忠告していると、待ち合わせ場所で爆発が起き、キューの戦闘員であるコクンが星漿体をビルから放り投げる。夏油は飛行できる呪霊で彼女を空中で受け止め、これ以上面倒事を増やさないでくれと襲撃者に頼むが、コクンは少女を引き渡すよう要求し、拒否される。下から見ていた悟は無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)で投げられた5本の短剣を止め、五条の名を知るキューの戦闘員バイエルを引きずり出す。悟は、泣いて謝るならボコボコにするのは勘弁してやると挑発する。一方、盤星教の代表である孔時雨(コンシウ)は、今は伏黒甚爾と名乗る元禪院(ぜんいん)家の男と会い、星漿体の暗殺を手配し、甚爾はその仕事を引き受ける。本話ではコクン、バイエル、孔時雨、伏黒甚爾が初登場し、アニメの第25話に対応している。
第66話「秘蔵品編2」では、天元様が星漿体を必要とする理由が明かされ、少女を狙う二つの勢力の名前が示され、伏黒甚爾が彼女の暗殺依頼を受け入れる場面で幕を閉じる。
第66話では、天元様は不死身だがそれでも年を重ねており、一定の段階に達するとまったく別の存在へと進化してしまうことが説明される。また、天元様は各校に張り巡らされた結界を常に強化しているため、五百年ごとに自らの身体を書き換え、その変化を遅らせるために、適合する器と融合しなければならないのだ。
呪術師集団Qは、呪術界を手中に収めるため、天元様に理性を失わせようとしている一方、時計船協会という星教の一派は、天元様を神として崇めている。
時計船協会の代表・シウ・コンは、かつて禪院家に属していたが今では伏黒甚爾を名乗る男と会い、器の暗殺を手配し、伏黒甚爾はその依頼を引き受ける。
第66話では、Qの兵士コクンとバイヤー、代表のシウ・コン、そして伏黒甚爾が登場する。
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