第356話は、テンゾウの生い立ちを締めくくる。キノエはダンゾウに逆らってはたけカカシを助命し、壊れた蛇のサイロの余波を生き延び、「根」の暗号名ではなく新しい名前でついに暗部へと迎え入れられる。
カカシが縛られたキノエを大蛇丸の研究所から連れ出そうとした時、ガラスのサイロの一つが前触れもなく破裂する。巨大な蛇が飛び出し、カカシに飛びかかってキノエを丸呑みにする。カカシは捕らえられたキノエを引きずり出すためにその怪物を倒すが、カカシを狙っていたキノエ自身にとって、その行動は彼を呆然とさせるものだった。死んだ蛇からカカシの体力を奪う有毒な霧が漏れ出したため、キノエは彼を安全な場所へ運び出し、解毒剤で彼を蘇生させる。
ダンゾウはキノエに写輪眼を奪うよう命じていたが、二人の間に芽生えた友情がそれを不可能にする。キノエは、彫刻された木製の眼球を身代わりにしてダンゾウを欺くつもりであることを記した手紙を残し、姿を消す。この裏切りに激怒したダンゾウは、キノエに呪印を刻む。カカシはすべての事の顛末をヒルゼンに報告し、ヒルゼンはダンゾウに召喚状を届けるためにカカシと夕顔を派遣する。
「根」の工作員たちが二人の行く手を阻み、ダンゾウは不在だと主張する。カカシは夕顔をヒルゼンの元へ戻らせ、一人で中へ押し入りキノエを解放する。彼らが去ろうとした時、ダンゾウと彼の部下たちが彼らを取り囲み、ヒルゼンのタイムリーな到着だけがその膠着状態を打破する。火影はダンゾウを説得し、キノエをカカシの暗部部隊へ解放させるが、ダンゾウは呪印を解くことだけは頑なに拒否する。
「木ノ葉の忍」では、キノエが自分を丸呑みにした蛇からはたけカカシに救出され、カカシの写輪眼を奪う任務を放棄した末に、カカシの暗部の部隊にテンゾウという名で迎え入れられる。
団蔵は、キノエがカカシの写輪眼を奪う命令を放棄し、代わりに木製の偽の目を残していったことへの報復として呪印を刻む。
猿飛ヒルゼンが根の本部に直接介入し異動の交渉をまとめたことで、キノエはカカシの暗部部隊に加わる。ただし団蔵は呪印の刻印を取り除くことを拒む。
この話の最後、キノエははたけカカシに勧められ、根での名の代わりにテンゾウという名を名乗る。
「木ノ葉の忍」は「暗闇に生きる忍」という副題を持つカカシ暗部編に属し、キノエが後にヤマトと呼ばれる忍になっていく過程を描く。
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