禪院真希が両面宿儺と戦う。宿儺は彼女の天与呪縛に魅了されるが、それすらも彼を倒すには不十分かもしれない。他のあらゆる手段が尽きた中、予想外の一級呪術師が一人、戦いを繋ぐために残される。
回想シーンでは、冥冥、七海建人、五条悟、日下部篤也のそれぞれに、誰が最強の一級呪術師だと思うか尋ねられる。冥冥、七海、五条は皆「日下部」と答えるが、日下部自身は同意せず、自分や宇佐美以外の誰かを名指しする。現在に戻り、真希と宿儺の決闘が新宿を破壊し続ける。逸れた「解(ディスマントル)」が二人の間に瓦礫と車を降らせ、宿儺はそれを悪用して斬撃で車を爆発させ、真希をビルに吹き飛ばす。彼は「捌(クリーヴ)」で追撃するが、猪野琢真が「嘉神(かいち)」で割って入る。しかし、無数の斬撃の連続に打ちのめされ、ビルから蹴り出される。
宿儺は、なぜ猪野が刃潰しの呪具(鈍刀)を持っていなかったのかと疑問に思う。その瞬間、日下部が天井から落ちてきて、まさにその武器で奇襲をかける。宿儺はその動きを予測して防ぎ、日下部を壁にピン留めするが、真希が体当たりで彼を引き離す。二人は建物内で戦闘を再開し、真希は早期決着を狙うが、宿儺は天与呪縛が呪術を完全に放棄しているため、これまでのどの相手よりも彼女が自分を興奮させると認める。彼は呪術を皮と肉、真希の骨と髄に例え、彼らの衝突が呪術か純粋な肉体のどちらが磨く価値があるかを決定づけるものだと宣言する。彼は釈魂刀を受け止め、反転術式による治癒を止めた後、構えを取り、真希に破壊的な黒閃を叩き込む。
その一撃で真希は吹き飛ばされる。消えた呪術師たちを探し、誰もいないことを確認した日下部は、撤退の計画を破棄する。宿儺の視線を受け止め、彼は今や自分一人で呪いの王に立ち向かわなければならないという事実を受け入れる。
呪術廻戦第253話では、宿儺が禪院真希の呪術否定に興味を抱き、二人の決闘を「呪術対生身」の試練だと宣言する。ブラックフラッシュで真希が倒されると、立ち上がっているのは七海建人だけとなる。
第253話の回想シーンでは、梅梅、七海、五条悟の三人が口々に、最強の特級呪術師は七海建人だと評している。ただし七海自身はそれに異を唱え、自分でも宇佐美でもない別の人物を挙げた。
第253話で宿儺は、真希の天の枷が呪術を完全に放棄している点に惹かれ、これまでのどの相手よりも興奮すると告白する。彼は二人の対決を、「呪術」と「純粋な肉体の力」のどちらを育む価値があるかを決するものだと位置づける。
第253話で宿儺は分裂魂刀を掴み取り、自らの治癒を止めた上で、大きく引き絞り、真希めがけて強烈なブラックフラッシュを叩き込み、彼女を吹き飛ばす。
呪術廻戦第253話は第28巻に収録されており、2024年第15号で掲載された。全22ページにわたり、呪術師たちを率いる王・両面宿儺に対して七海建人が単身で立ち向かう局面が描かれている。
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