傑は3人目の特級呪術師である九十九由基と出会い、呪いとどう向き合うべきかについての見解を深める。彼女との対話は彼の道徳の羅針盤を歪め、非術師に対して自分が本当にどう感じているかを彼自身に決めさせることになった。
先ほどの女性は自らを九十九由基と名乗る。彼女は任務を避けて海外を放浪する特級である。彼女は、対症療法を扱う呪術高専の習慣を、自らが行う呪いの根本的な原因を探る旅と対比させ、呪いのない世界を夢見ていると語る。傑が呪いは人々から漏れ出る負のエネルギーから生じると説明した後、由基は2つの解決策を提示する。全人類から呪力を奪い去るか、全員に呪力をコントロールする訓練を受けさせるかだ。前者の証明として、彼女はこれまでに唯一、呪力ゼロの状態で発見された禪院甚爾の名前を挙げる。彼の天与呪縛は鋭い感覚と呪いに対する耐性を与えたが、彼は彼女の研究を拒絶した。そうしたケースはほとんど存在しないため、彼女は後者の道に傾いている。呪力を持ちコントロールできる術師からは呪いが生まれることはほとんどないため、人類全員が術師になれば呪いは発生しなくなるという見解だ。
盤星教の信者たちの姿がまだ頭にこびりついている傑は、すべての非術師を皆殺しにするという考えを漏らし、そしてハッと我に返る。由基は、進化を強制するために彼らを間引くことは最も簡単だが最も狂気じみた道であると答え、非術師が嫌いかと尋ねる。傑はその質問に向き合うことができない。彼女はバイクで走り去りながら、3人の特級が仲良くやれることを願い、天元が安定したと言及する。その後のある日、傑と建人は遺体安置所で灰原の死を悼む。彼が担当した通常の2級任務は、地元の土地神として信仰されていた呪いがその等級をはるかに超えて成長していたために、致命的な結果をもたらしたのだ。建人は、これからは悟がすべての任務を一人で引き受けるべきだと言う。翌月、不可解な死が相次ぐ村に派遣された傑は、呪いを祓い、檻に閉じ込められ虐待された2人の少女を発見する。村人たちが子供たちを生まれてくるべきではなかった化け物と呼んだ時、彼は呪いを利用して112人の非術師を虐殺して逃亡する。現場に残された呪霊操術の残穢が、後に彼が真犯人であることを示すこととなる。
77話「早すぎる死・その2」では、夏油傑が特級の月野幸子と出会い、彼女の呪いに関する理論が彼の考えを揺さぶる一方で、ある村の非道さに耐えかねた彼はついに百人以上の非呪術師を虐殺する。
77話において、夏油は二つの可能な対処法を示す。一つは人類全体から呪力を抜き取ること、もう一つは全員に呪力を制御できるよう鍛えることだ。彼は、人類を完全に呪術師化することで呪いそのものをなくす方針を強く支持している。
77話では、二人の少女を怪物扱いして檻に入れ、虐待する村へと派遣された夏油は、自らの呪霊を解き放ち、逃げる前に百十二人の非呪術師を惨殺する。
77話では、若い呪術師の蓮花美々子と蓮花七穂、そして村で夏油が発見する、檻に入れられた二人の少女が紹介される。
77話では、地元の神として崇められていた呪霊がランクをはるかに超えて暴走し、平凡な特級2の任務が致命的な結果に終わった後、夏油と七海建人は遺体安置所で浩章の死を悼む。
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