自身の「御厨子(みずし)」で傷を負った両面宿儺は、伏黒恵を救おうとする不屈の二人と対峙する。虎杖悠仁と乙骨憂太は、隙がないと信じる計画に賭け、呪いの王に対する最後の猛攻に全てをつぎ込む。
祈本里香が彼のために奪った術式によって顔を裂かれた両面宿儺は、乙骨憂太が「御厨子(みずし)」をコピーできるように、彼女が最後の呪物を食らったことを知る。虎杖悠仁がその傷口に右フックを叩き込むが、両面宿儺は彼を捕らえ、「捌(はち)」で彼の胴体を切り裂く。虎杖悠仁が血を吐きかけて両面宿儺の目の半分を潰すことで、乙骨憂太のアッパーカットへの道を開き、彼を引き剥がす。次に祈本里香が両面宿儺を「卍蹴り」で投げ飛ばし、「彌虚葛籠(いやこつづら)」を解かせ、術師たちの予想通りに世界を断つ「解(かい)」を構えさせる。祈本里香と虎杖悠仁が3本の腕を拘束する中、乙骨憂太は腹の口に手を突っ込んで舌を引き抜き、両面宿儺の口を斬り裂いて詠唱を止め、虎杖悠仁の血が噴き出すと同時に彼の最後の自由な手を切り落とす。
回想シーンでは戦略会議が描かれる。九十九由基の魂の研究を引用し、虎杖悠仁は2つの魂はある程度までしか混ざり合わず完全に1つになることはなく、宿主の魂は深く沈むが決して消滅しないと指摘した。その理由は、呪物が非術師と交わる際、呪力の差があまりにも大きいからだと彼は説明した。脹相は伏黒恵の魂がすでに融合しているのではないかと懸念したが、虎杖悠仁は真人の「無為転変」だけが魂を真に融合できるのであり、自身のパンチで伏黒恵を呼び起こせると明言した。来栖華は、魂を先に引き剥がすことで生存率が上がるため、伏黒恵を生かしつつ両面宿儺を引き剥がすために、天使の「術式消滅」を提案した。
現在に戻り、乙骨憂太は最大出力の「邪去悔の梯子(ヤコブのはしご)」を放ち、両面宿儺を光の柱に飲み込ませ、その後、虎杖悠仁が押さえつけていた腕を半分に切断する。虎杖悠仁は魂の境界を叩き、伏黒恵に起きるよう懇願するが、そこには生きる意志を完全に奪われ、うずくまる彼の姿があった。その死角が両面宿儺に「解(かい)」の詠唱を完了する時間を与え、領域が崩壊する中、乙骨憂太、そして祈本里香と虎杖悠仁を倒す。勝利したかに見えた両面宿儺だったが、予測しておくべきだった戦術、すなわち勝利を確信した敵への奇襲によって敗北する。禪院真希が「釈魂刀(しゃっこんとう)」で彼の心臓を貫いたのだ。
この回は第28巻に収録され、2024年の12号に掲載された。登場する呪具には「釈魂刀(しゃっこんとう)」が含まれ、脹相、来栖華、九十九由基、真人が回想や言及に登場する。禪院真希の奇襲の一撃が、決定的な転換点としてこの回を締めくくっている。
呪術廻戦251話では、虎杖悠仁と乙骨憂太の計画が伏黒恵を解放するために一歩手前まで進むが、少年の絶望によって頓挫してしまう。両面宿儺は領域展開が崩れたことで勝利を確信するが、その直後に呪力を持たない怪物が彼を貫く。
251話では、禪院真希が勝利を確信していた両面宿儺を急襲し、分裂魂の刀で彼の心臓を刺し貫く。この奇襲の一撃が、本話の決定的な展開として幕を閉じる。
251話では、虎杖悠仁が魂の境界に到達し、伏黒恵に目覚めるよう懇願するが、彼は卑屈な姿で生きる意志すら失っていることが判明する。その盲点を利用し、両面宿儺は解体の詠唱を完遂する時間を得る。
251話では、乙骨憂太が最大出力「ヤコブのはしご」を発動し、光の柱で両面宿儺を包み込むと同時に、虎杖悠仁が押さえ込んでいた片腕を真っ二つに切り裂く。
呪術廻戦251話は第28巻に収録されており、2024年第12号で掲載された。登場する呪具には、禪院真希が両面宿儺の心臓を貫くために用いる分裂魂の刀がある。
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