ブライス・アームストロングは、ファニメーション版『ドラゴンボール』および『ドラゴンボールZ』の初代ナレーターであり、ギニュー隊長の英語版声優を務めた。その独特な語り口は、アメリカの一世代のファンにとって各話の幕開けと締めを彩った。
ファニメーション版『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』で育った何百万人ものアメリカの子供たちにとって、ブライス・アームストロングの声は番組が始まると最初に耳にし、エンドロールが流れる前に最後に耳にするものだった。シリーズの英語版ナレーターとして、テキサス州出身のアームストロングは、続きが気になる引きの場面や物語の振り返りを、温かく芝居がかった威厳をもって語り、各話をまるで連載冒険小説の次章のように感じさせた。彼のナレーションはシリーズ英語版全体の調子を決め、サイヤ人編、ナメック星編、人造人間編、セル編を、ファンが今も諳んじる声でつなぎ合わせた。
ナレーションと並んで、彼は『ドラゴンボールZ』のファニメーション再吹き替え版、そして『武道会』から『レイジングブラスト』に至るほぼすべての続くゲーム作品で、体を入れ替えるギニュー特戦隊の隊長ギニューを演じた。
アームストロングは一九九〇年代から二〇〇〇年代を通じてファニメーションのテキサスでの吹き替え現場に深く関わり、その出演作はこの時代の大作群に広がっている。『ドラゴンボールZ スラッグ』ではスラッグ大魔王を演じ、『ドクタースランプ』との『ドラゴンボール』クロスオーバー回では則巻千兵衛を演じ、『ドラゴンボール 最強への道』ではナレーターを務めた。Z世界の外では、『幽☆遊☆白書』ではメタミラ師範と校長を、『鋼の錬金術師』ではティム・マルコーを、『バジリスク』では家康を、『ブルージェンダー』ではビクター会長を演じ、さらに『名探偵コナン』『サムライ7』『キディ・グレイド』での単発役も数多くこなした。
『ドラゴンボール』本編の中でも、アームストロングは町の人々や実況者、端役を非常に多く演じ、一つのシーズンの中で何十ものキャラクター名の横に彼の名が並ぶほどだった。

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